アルビレックス新潟の赤字について分析
この前の記事で、アルビレックス新潟は赤字体質であることをお伝えしました。
albbirex.hatenablog.jpそこで、何故アルビレックス新潟は赤字なのか2017年度の営業費用を分析してみました。
営業費用を2017年度J1クラブで比較した
その結果が下記のグラフである。
浦和が極端に費用が高いこと、柏など一部のクラブで、人件費(選手の年俸)にお金をかけているということがわかる。
しかし、新潟が極端に何かにお金をかけすぎているという感じはしない。
この状態で赤字が発生しているということは、費用に対して収益が上がっていないか、無駄な費用をかけているということになる。
アカデミー運営経費について
アカデミー運営経費が営業費用全体に占める割合が比較的高いので、アカデミーの収支について分析をした。すると下記のようなことが分かった。(単位:百万円)
- 半数以上のクラブでアカデミー収支がプラスになっている
- 新潟においても、プラスになっている
筆者の感覚では、アカデミーは、クラブチームや地域に対しての投資であり、収益は望めないものと見ていたが、決してそんなことはなかった。
早くこのアカデミーから優秀な選手が育つのを見てみたい。
まとめ
アルビレックス新潟は何故、赤字なのかと不思議に思っていましたため、改めて数値を眺めることができました。
しかしながら、アルビレックス新潟の費用内訳について極端に多くかかりすぎていると感じるものはありませんでした。もう少し別の方法で分析をする必要があると感じます。